PFCバランスとは何か
PFCバランスとは、食事に含まれる3つの主要栄養素(三大栄養素)の摂取比率のことです。
タンパク質
Protein
1g = 4kcal
筋肉・臓器・酵素・ホルモンの材料
脂質
Fat
1g = 9kcal
細胞膜・ホルモン・脂溶性ビタミン吸収
炭水化物
Carbohydrate
1g = 4kcal
脳・筋肉のエネルギー源
この3つの比率を目的に合わせて調整することを「PFCバランスを整える」と言います。たとえば、筋肥大目的ではP高め・C多め・F少なめ、ダイエット目的ではP高め・C少なめ・F適量というように目的によって理想の比率が変わります。
PFCバランスの計算方法
STEP 1:1日の消費カロリーを計算する
基礎代謝(BMR)の計算(ハリス・ベネディクト式)
男性:66.47 + (13.75 × 体重kg) + (5.003 × 身長cm) - (6.755 × 年齢)
女性:655.1 + (9.563 × 体重kg) + (1.850 × 身長cm) - (4.676 × 年齢)
活動量係数をかけて消費カロリーを算出
STEP 2:目標カロリーを決める
STEP 3:PFCの各グラム数を計算する(例:体重65kg・週4回筋トレ・筋肥大目的)
消費カロリー = 2,400kcal / 目標 = 2,800kcal(+400kcal)
タンパク質(P)(約19%):体重×2g = 130g
130g × 4kcal = 520kcal
脂質(F)(25%):目標kcalの25%
700kcal ÷ 9kcal ≒ 78g
炭水化物(C)(約56%):残りのカロリーから
(2800-520-700) ÷ 4 ≒ 395g
目的別・理想のPFCバランス
筋肥大(バルクアップ)
P(タンパク質)
25〜30%
F(脂質)
20〜25%
C(炭水化物)
45〜55%
炭水化物多めでエネルギーを確保しつつ、タンパク質で筋肉を作る。総カロリーも多め。
ダイエット(体脂肪減少)
P(タンパク質)
30〜35%
F(脂質)
25〜30%
C(炭水化物)
35〜45%
タンパク質を高めに設定して筋肉量を維持しながら脂肪を落とす。炭水化物は少なめ。
体型維持(リコンプ)
P(タンパク質)
25〜30%
F(脂質)
25〜30%
C(炭水化物)
40〜50%
筋肉を付けながら脂肪を落とす理想形。消費カロリーと摂取カロリーをほぼ均衡に保つ。
一般的な健康維持
P(タンパク質)
15〜20%
F(脂質)
20〜30%
C(炭水化物)
50〜60%
厚生労働省が推奨する標準的な割合。運動習慣のない人の基準値。
コンビニ食品でPFCバランスを整えるコツ
タンパク質はサラダチキン・ゆで卵・SAVAS
P確保の最優先事項。サラダチキン(P24g・130kcal)とゆで卵(P6g/個・75kcal)を基本に、不足分をSAVASなどのプロテインドリンク(P15〜25g)で補いましょう。
炭水化物はおにぎり・ブランパンで調整
エネルギー源として炭水化物は必要ですが、種類と量を選びましょう。もち麦おにぎりは通常のおにぎりより食物繊維が多く血糖値の上昇が緩やか。ブランパンは低糖質で高タンパクな代替品です。
脂質はナッツ・アボカド・青魚で良質に
コンビニではナッツ(アーモンド・くるみ)・アボカドサラダ・さばの塩焼きなどから良質な脂質を摂取。揚げ物由来のトランス脂肪酸は避け、不飽和脂肪酸を積極的に取り入れましょう。
まとめ
PFCバランスは最初は難しく感じますが、慣れれば自然と意識できるようになります。まずは「P(タンパク質)を体重×1.5g確保する」というシンプルなルールから始め、慣れてきたら脂質・炭水化物の比率も調整していきましょう。タンパクハントなら予算・目的を入力するだけで、PFCバランスを意識した最適なプランを自動提案します。